77―77で迎えた最終第4クオーター残り36秒。チェイス・フィーラーは、連係が乱れた福島の一瞬の隙を見逃さなかった。試合を通して苦戦を強いられたリング下を切り崩し、決勝点となるシュートを決めた。「この一勝を新たな連勝への第一歩にする」。勝利の立役者は胸を張った。