ラグビーの全国高校大会第5日は3日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で準々決勝4試合が行われる。Bシードで2大会連続8強入りの佐賀県代表の佐賀工は、前回大会4強でAシードの東福岡と対戦。昨年6月の九州大会で苦杯をなめた相手に雪辱を果たしたい。

 東福岡は初戦の2回戦で開志国際(新潟)を61―7、3回戦で秋田工を52―3といずれも快勝した。強豪との一戦に向け、枝吉巨樹監督は「優勝を狙う上では倒さなければならない相手。全力でぶつかる」と強調。「タックルでどれだけ相手の出足を止められるかがポイント」と力を込める。

 佐賀工は、中部大春日丘(愛知)との3回戦のように、粘り強い守りで攻撃を防ぎ、少ない好機をものにできるかが鍵を握りそうだ。(小部亮介)