1区 14位でたすきをつないだ早稲田大の間瀬田純平(左)=神奈川県横浜市の鶴見中継所

 ○…箱根駅伝の初陣はほろ苦いものとなった。1年生ながら1区(21・3キロ)を任された早大の間瀬田純平(鳥栖工高出身)は、終盤に伸び悩んだ。「仕掛けどころで逆に離された。悔いが残る」と肩を落とした。

 序盤からのスローペースに、集団の真ん中で展開を見極めた。ペースが上がっても対応はできたが「思った以上に足に疲労がたまった」。勝負どころと考えていた18キロ付近の六郷橋で失速した。

 昨夏にはU20世界陸上の日本代表になり、駅伝でも昨年11月の全日本大学駅伝、箱根と立て続けに1区を走った。「経験は積めている。本番をイメージして練習に取り組み、雪辱したい」。さらに成長して箱根路に戻ってくる。(中村健人)