現職と共産系新人という前回と同じ構図になった佐賀県知事選は山口祥義氏が大勝した。告示後に発生した鳥インフルエンザや「第8波」の様相を呈す新型コロナウイルスの対応に当たりながら、公務重視の選挙戦を展開した。県民は危機管理の手腕や安定感を評価したといえる。