小城市は2月、脱炭素社会の実現へ向け2050年までに二酸化炭素(CO2)の排出量を実質ゼロにすることを目指す「ゼロカーボンシティ」を宣言した。三日月町の本庁舎の駐車場に設けた屋根の上に1200枚の太陽光パネルを設置し、全国の自治体で初めて再生可能エネルギーで庁舎の全電力を賄う。電気料金の値上げの影響もなく、各地から視察が相次いでいる。