イベントへの来場を呼びかける福岡ウクライナ協会の人たち（提供写真） 画像を拡大する

イベントへの来場を呼びかける福岡ウクライナ協会の人たち（提供写真）

　ロシアの侵攻が続くウクライナを支援するクリスマスチャリティーイベントが１７日、唐津市の舞鶴荘で開かれる。ウクライナの煮込み料理「ボルシチ」の提供をはじめ、マルシェなどが行われる。

　唐津産の野菜を使った手作りのボルシチは３００食を用意し、寄付（１口５００円から）を呼びかける。伝統衣装の柄をあしらったマグカップなどのグッズの販売や歌のステージのほか、ウクライナ人のユーチューバーや支援活動に取り組む大学生によるスピーチも披露される。

　入場無料。午前１１時から午後５時まで。ＮＰＯ法人唐津ＦＡＲＭ＆ＦＯＯＤ、福岡ウクライナ協会、唐津南高虹の松原プロジェクトチーム、０－１００地域の輪が主催。売り上げはウクライナ大使館などに寄付する。同ＮＰＯ副理事の木下翔太さん（２６）は「食や文化をきっかけに、支援に目を向けてもらいたい」と話す。（横田千晶）