新型コロナウイルスの影響で祭りの縮小が続いていた中、11月2~4日に唐津神社の秋季例大祭「唐津くんち」が通常通り開かれた。今年は旧大成小の校舎が解体され、御旅所は松林越しに西の浜を望む形で行われた。浜崎祇園祭や相知くんちのほか、新たな形で復活した「呼子くんち」など地域の祭りによるにぎやかな姿が見られた。

 唐津市では、職員による生活保護扶助費の支払い遅れや不法投棄などが相次ぎ、今年に入って9件の不祥事が発表された。消防本部では職員が酒気帯び運転で出勤した。職員は同様のケースで懲戒処分中で、懲戒免職となった。市は再発防止策として、自己点検や管理職の監督指導に使うチェックシート運用などに取り組んでいる。