日本酒「東一」で知られる嬉野市塩田町の五町田酒造(瀬頭一平社長)が10月に創業100周年を迎えた。「米から育てる酒造り」を掲げ、1988年から地元で原料米「山田錦」を栽培して酒質の向上に取り組み、全国鑑評会でも受賞を続けている。節目の年に、原点に返る記念酒を発売し、新たな100年に向けて歩み出した。