佐賀新聞社は、佐賀県政や暮らしに関する第31回県民世論調査を実施した。2期目の任期最終年を迎えた山口祥義知事の県政運営を「評価する」「どちらかといえば評価する」と回答した人の合計は63・7%に上った。九州新幹線長崎ルートの整備方式を巡る問題や新型コロナウイルスへの対応が評価を得た。一方、「どちらかといえば評価しない」「全く評価しない」は合わせて13・2%だった。「分からない」は22・1%を占めた。

 調査は前回まで、固定電話の番号を無作為に抽出して電話するRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施してきたが、携帯電話の普及に伴い、より精度を高めるため、郵送による記入式に変更した。