8月11日正午前、鹿島市浜新町の中島康夫さん(80)から「いまから塚ば開けるけんが、撮りに来んですか」と電話があった。塚を開けてしまったところで、誰かひとり造船所の脇でタカッポを揚げ始めていたので、尋ねると中島さんの弟子の小柳一吉さん(73)だった。