

近年、日本各地で巻き起こっているサウナブーム。健康や娯楽を目的に、お年寄りから若者まで幅広い世代をとりこにしています。まずは県内のサウナに出かけて、その気持ちよさを体感してみませんか。気付けばあなたも“サウナー(サウナ愛好家)”になっているかも。
高温の室内に入って汗を流す蒸気浴・熱気浴「サウナ」。ここ数年、サウナー(サウナ愛好家)、サウナ活動=「サ活」、各地のサウナを巡る「サ旅」、サウナ上がりの食事を楽しむ「サ飯」という言葉が生まれるほど人気が高まっています。

◆サウナの効果・効能
疲労回復や血行促進、肩こり、腰痛などに効果・効能が期待できます。
◆サウナにハマったら…
速乾性・吸水性の優れたタオル、高温の蒸気から頭皮や髪を守るサウナハット、座るところに敷いてやけどを防ぐサウナマットがあれば、より快適に過ごせるでしょう。
◆フィンランド発祥の入浴法「ロウリュ」
サウナの本場・フィンランドの伝統的な入浴法。ストーブ上で熱されたサウナストーンにアロマ水をかけ、室内に蒸気を発生させて、室温や体感温度の上昇を楽しみます。熱気をタオルであおぎ、熱風を起こす、ドイツ発祥のパフォーマンスは「アウフグース」といいます。
◆「ととのう」とは?
サウナの入り方は、「サウナ→水風呂→外気浴(休憩)」のサイクルを3~4周ほど繰り返すのが基本。それによって、心身に生まれる深いリラックス状態──“ととのう”へと導きます。ととのうとは、体の内側が温かくなり、感覚が研ぎ澄まされて頭はスッキリ、体はリラックスした状態。脳内の幸福物質が分泌されるその瞬間は、とにかく極上の気持ちよさだとか。「体がふわっと浮いている感じ」と言う人もいます。

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