JR博多駅に掲示された一部特急列車の運休を伝える案内=25日午後

 新型コロナウイルスの感染拡大による乗務員不足で一部の特急を運休していたJR九州は6日から通常運転に戻る。経験者に急きょ研修を行って勤務に入れるようにし、エリアで人数に偏りがあった乗務員を再配置した。

 感染者や濃厚接触者になった運転士や車掌が増えたため、7月27日から8月5日まで博多―大分間の「ソニック」と博多―長崎間の「かもめ」の計120本を運休した。乗務員は約1900人いるが、通常の研修などで乗務できる人が減った時期に、感染拡大が重なったという。

 本社などに異動し乗務員から外れていた社員を含む約100人を訓練、6日以降は約80人が乗務できるように。観光列車の乗務員勤務も変更、他路線に回す。コロナ関連で出勤できない乗務員は3日時点で52人と高止まりしているが、十分な人員を確保できたという。【共同】