陸上女子走り幅跳び予選 力強く跳躍する佐賀北の松田凜=徳島県鳴門市

 ○…初めての全国舞台となった最後の夏に爪痕を残すことはできなかった。陸上女子走り幅跳びの松田凜(佐賀北)は5メートル28と記録を伸ばせずに予選敗退。「不安が出てしまった。悔しかった」と肩を落とした。

 1本目で「5メートル70近く跳べた」感触だったが、わずかにファウル。残り2本で記録を残さなければいけない重圧がのしかかった。風の影響もあり、助走位置を少し下げたが踏み切りが合わなかった。

 松田が力を伸ばした背景には、昨年12月から県スポーツ協会に所属する山川夏輝の存在も大きい。今夏の世界選手権に出場した国内トップ選手に、自らの競技動画を送って助言をもらう。松田は「すごい選手と普通に話せて教えてもらえる。全国の幅跳びの高校生の中で一番の幸せ者」と笑顔を見せる。

 高校卒業後も競技を続けていく予定で「全国で戦える選手になりたい。そのためにもう一回、基礎から固めていきたい」と前を向いた。(小部亮介)