「1本では終わらない」。陸上女子1500メートルの保楊枝乃綾(ほよし・のあ)=佐賀清和=は強い意気込みで臨んだ。前半から積極的な走りをしようとスタートから先頭集団についたが、約100メートルで転倒。思わぬ結果に「悔しいレースになってしまった」と涙が止まらなかった。