玄海原発の工事状況などについて情報共有した佐賀県原子力環境安全連絡協議会=東松浦郡玄海町の町民会館

 佐賀県原子力環境安全連絡協議会(会長・山口祥義知事)が2日、東松浦郡玄海町の町民会館で開かれた。山口知事は九州電力玄海原発の重大事故を想定した避難計画について、新型コロナ対策や避難時の渋滞など課題を挙げながら「万が一が起きた時にいろんな手段を持っておきたい」とし改善を重ねていく考えを示した。

 山口知事は「(県の消防防災)ヘリコプターの導入など実効性のあるやり方を皆さんと考えていきたい」と述べた。九電からは1、2号機の廃炉措置の状況について説明もあり、山口知事は「30年以上これから付き合わないといけない。原発を安全に管理、運営してもらうことが僕らの大事なミッション」と話した。

 協議会ではこのほか、3号機で昨年11月に発生した1次冷却水の放射性ヨウ素濃度が通常時より上昇した問題の調査結果などが報告された。(松岡蒼大)