有明海の主要二枚貝「サルボウ」の収量が激減している。1990年から右肩下がりとなっていたが、ここ数年の記録的な大雨で危機的状況になっており、佐賀県有明海漁協は「今年はほぼゼロ」とさらに懸念を強める。ノリ漁の副業にもなっており、昨季は色落ちが激しかった佐賀県西部の漁業者は「収入源として期待していたが…」と肩を落とす。