早稲田佐賀高校女子弓道部は、インターハイへ初めての切符をつかんだ。
弓道歴は早稲田佐賀中から始めた部員で5、6年、高校から始めた部員で2年と、キャリアには差があった。それでも力を合わせインターハイへの出場を決めることができたのは、顧問の先生が一人一人に合う練習法を教えてくれたおかげであり、本番直前にかけてくれた労いの言葉でリラックスして臨むことができたからだ。
田島史奈主将は「突然の休校や長期休暇など、全然練習できない期間もあったが、たくさんの人のサポートのおかげでインターハイの出場権を手にすることができた。先生だけでなく、先輩方からも指導を受けてここまで磨き上げることができた。この感謝を先生や先輩方、そして一番に両親へ伝えたい。インターハイは笑顔で楽しく、私たちらしく頑張ります!」と話してくれた。
「明るく楽しく、一本一本丁寧に引く」がモットーの早稲田佐賀女子弓道部。全国でも笑顔でひと暴れしてくれるものと思う。
(文・生徒会執行部)
徳島県や香川県など5県を舞台に23日に開幕し、高校生アスリートが競い合う全国高校総体へ、県内から出場を決めた選手たちを出場校の生徒が取材した。佐賀新聞社と県内高校による共同企画「メディアティーンズさが」の取り組みとして、男女計37組を紹介する。
■MEDIA TEENS SAGA(メディアティーンズさが) 県内高校の放送部や新聞部などメディア系部活動を応援する佐賀新聞社の取り組み。高校生が独自に取材した記事や写真・映像を、佐賀新聞の紙面や電子版で公開する。