頂点にあと一歩届かなかった。ソフトテニス女子団体の佐賀清和は決勝で明豊に1―2で敗れ準優勝。中村日菜子監督は「ちょっとした部分のミスを修正していきたい」と、全国総体に向けて前を向いた。
1回戦から「一戦一戦という感じだった」と中村監督。8人の登録メンバー全員がコートに立ち、接戦をものにして決勝まで駒を進めた。
決勝は全ての試合が激戦となった。上野寧々・島内美智子組はマッチポイントを握られながらも何度も跳ね返し一矢報いたが、チームはあと一歩及ばなかった。
昨夏は全国総体8強。ことしはベスト4を目指す。決勝までの4試合すべてで勝利を収めた上野と島内は「攻めるプレーをもう少し磨き、上位に食い込む」と力を込めた。(小部亮介)