アニメ「鎮西八郎為朝」の第4話の一場面(C)上峰町

 上峰町を舞台にしたウェブアニメ「鎮西八郎為朝(ためとも)」の本編の第4話が4日、町の公式ユーチューブチャンネルで公開された。京都を追放されて「肥前の国上峰町」にたどり着いた為朝が、町民に助けられながら生活を送るシーンが展開されている。

 最新話では、「かぐや様は告らせたい」シリーズの主役・四宮かぐや役や「鬼滅(きめつ)の刃(やいば)」の竈門(かまど)六太などを演じる佐賀県出身の声優・古賀葵さんが本格的に出演する。ヒロイン「春」を演じ、「どこからきんしゃったですか」「そいはえらい遠かとっから」などと流ちょうな“佐賀弁”を披露している。

 公開に合わせて町内の上峰小と上峰中では11~15日を「源為朝ウイーク」とし、平安時代末期の武将だった為朝にゆかりのある地域の郷土料理を給食の献立に取り入れる予定。初回は大分県の郷土料理である鶏の唐揚げとだご汁で、昼休みにはアニメの放送も行う。

 第4話は町民に忍び寄る黒い影も見どころ。アニメは全13話で、毎月1話ずつ配信している。(井手一希)

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