ロシア軍のミサイル攻撃を受けたウクライナ中部クレメンチュクのショッピングセンター=6月29日(共同)

 【クレメンチュク共同】約20人が死亡したウクライナ中部クレメンチュクのショッピングセンターに対するミサイル攻撃で、「兵器格納庫を狙った」とするロシア国防省の説明に矛盾があることが1日までの共同通信の現場取材で分かった。同省は工場を空爆し、隣接する休業中のセンターに引火したと主張。しかし工場内の着弾場所とセンターは約500m離れ、センターまで火が燃え広がった痕跡はなかった。

 ウクライナ政府は工場の軍事利用を否定。同国側の案内で現場に入ったが、取材制限はなかった。

 ロシアが主張する「軍事目標に対する精密攻撃」が民間人被害をもたらしている実態が明らかになった。