< WANG CHUROSU SAGA>

米粉チュロスの専門店が6月11日、佐賀東高校近くにオープン。福岡県産の米粉を使った卵不使用の、小麦や卵アレルギーでも食べられるチュロスを販売しています。

「アレルギー持ちの子どもたちが、安心して食べられるおやつを作りたい」という思いで、韓国で流行しているチュロスを米粉でアレンジ。食べた瞬間のザクッとした歯ごたえと中のモチッとした食感を目指し、試行錯誤を繰り返しました。「何度も試作し、たどり着いた味と食感です」と話すのは、代表の坂井志帆さん。福岡店を営む友人と共同で、米粉の特徴を生かしたチュロスを開発しました。アレルギーに対応、かつグルテンフリーでヘルシーなスイーツは、幅広い世代で話題となりそうです。


チュロスは、「プレーン」「ココアシュガー」「シナモンシュガー」の3種を用意。生地の長さは45cmと大きめサイズながらも、米粉ならではのサクッとした軽さに加え、米油で揚げているのでくどさがなく、後に残りません。
そのままシンプルに生地のおいしさを味わうのもいいですが、ぜひ試してほしいのが「カスタムチュロス」(550円)。チョコレート、ホワイトチョコ、抹茶チョコ、ストロベリーチョコの4種からコーティングを、キャラメルクランチやチョコスプレー、バナナチップ、ミックスナッツなど7種からトッピングを選ぶスタイルで、その組み合わせは28通り。SNS映えするビジュアルも相まって、開店早々人気を呼んでいます。

韓国の屋台でよく売られているという、ソーセージにチュロスの生地を巻き付けて揚げ、グラニュー糖をまぶし、マスタードとケチャップをかけた「チュロドック」にも注目。ソーセージの塩味とマスタードやケチャップの酸味、砂糖の甘みが絶妙なバランスで、一度食べるとハマること間違いなしです。

これからの季節は、冷たいドリンクメニューも要チェック。牛乳をベースに、チョコレートや抹茶、黒ゴマなどを混ぜ合わせホイップをトッピングした「フラッフィ<ホイップ>」、果物のおいしさ、甘さをそのまま味わえる「フラッフィ<果実>」は、計11種を展開しています。ホイップの上には、+150円でミニチュロスのトッピングも可能です。


店名の「WANG」は、韓国語で「王」という意味。店内にはハングルモチーフのアートが飾られ、K-POPが流れます。グレーと白で統一された内装は、写真撮影にもぴったりです。チュロスは注文を受けてから成形し揚げるので、できたてが味わえるのもうれしいポイント。「ぜひ1時間以内に食べてほしいですね」と坂井さん。テイクアウトも可能ですが、ぜひ店内で、できたてのおいしさを堪能しましょう。(岩永真理子)
※新型コロナウイルスの影響により、営業時間や休みが変更になる場合があります
DATA
WANG CHUROSU SAGA(ワン チュロス サガ)
住/佐賀市新郷本町29-1
電/0952-41-4889
営/12:00-18:00(17:00L.O.)
※土日祝は11:00~
休/水曜
駐/あり
IG/wang_saga
TW/@w_churosu_saga