蔵人に日本酒の特長を聞いてから器を受け取る参加者=佐賀市のホテルニューオータニ佐賀

 佐賀県内の13蔵元の日本酒と趣向を凝らした料理を味わうイベント「佐賀ん酒とおごちそう~夏酒~」が28日、佐賀市のホテルニューオータニ佐賀で開かれた。約180人が、蔵人から自慢の銘酒の特長を聞きながら、飲み比べを楽しんだ。

 日本酒は「ドライ」「フルーティ」「フレッシュ」の三つの味わいに分けて計39種類を用意。同ホテルのシェフたちによる、肥前さくらポークなど県産食材も交えたバリエーション豊かな和洋中の料理が並んだ。

 江越久隆総支配人は「佐賀の日本酒は九州で初めてGI(地理的表示)指定を受け、海外への進出も広がっている。おいしい佐賀の地酒、料理、蔵元との会話を楽しむ一日になれば」とあいさつ。来場者は各蔵元のブースから好みの銘柄を受け取り、着席スタイルのビュッフェで日本酒に合う料理と共に堪能した。

 ホテルや各蔵元からのプレゼントが当たる抽選会も盛り上がった。夏向きの着物でドレスアップした佐賀市の70代女性は「友人たちとこうしたイベントに来たのは、コロナ以降初めて。お酒も料理も進みますね」と笑顔を見せた。

 ホテルニューオータニ佐賀が佐賀県酒造組合(馬場第一郎会長)の協力で開き、2019年に続いて3回目。佐賀新聞社のメンバーズクラブ「Begin(びぎん)」の特別講座として開催した。コロナ前の7割程度の席数に制限し、感染対策を取った。(古賀真理子)