日本外務省は29日、中国が東シナ海の日中中間線の中国側海域で、ガス田の掘削施設を新たに完成させたのを確認したと発表した。外務省幹部が在日中国大使館幹部に「度重なる抗議にもかかわらず、一方的な開発を進めていることは極めて遺憾だ」と強く抗議した。中断したままの共同開発に関する交渉の再開も求めた。

 外務省によると、施設が完成したのは、今年6月に中国が構造物1基の土台を運搬していた地点。海上自衛隊が29日、構造物の上に掘削機材が設置されたのを見つけた。