統計が残る1951年以降で最も早く明け、17日間と最短となった九州北部の今年の梅雨。28日の佐賀県内は真夏日となり、熱中症とみられる搬送者が相次いだ。ダムやため池では貯水率が軒並み低下、例年よりも早い「夏本番」の到来に、関係者は農作物への影響など先行きを懸念する。

 梅雨明けが発表された28日、佐賀市で33度を観測するなど全地点で真夏日になり、同日午後7時までに熱中症の疑いで7人が搬送された。鳥栖市の50代男性は草むしり後、佐賀市の80代女性はエアコンをつけていない室内で、同市の男性は建築現場などで仕事をしていて体調不良となった。梅雨明け直後は体が暑さに慣れておらず、気象庁は「熱中症の発生リスクが高くなるので、早めに適切な予防行動を」と呼びかける。