いけばな親子教室で、季節の花材のフトイを折る参加者=佐賀市天神のアバンセ

全体のバランスを見て、花材を生ける親子=佐賀市のアバンセ

 伝統文化に触れる機会をつくろうと、いけばな親子教室が25日、佐賀市のアバンセで開かれた。参加者は花材から季節を感じながら、生け花の魅力を体感した。

 いけばな小原流の穴井貴遙(きよう)佐賀支部長が指導した。作品の軸となる主枝に季節の花のフトイを用い、手前にガーベラとレザーファンを添える作品に挑戦。保護者が見守る中、子どもたちはお手本と見比べながら、フトイを折り曲げて趣向を凝らしたり、花の正面を意識してガーベラを生けたりと作業に熱中した。

 初めて生けたという兵庫小4年の中山遥奏(はるか)さんは「緊張して花を剣山に挿すのが思うようにできなかったけれど、楽しかった」とにっこり。同校6年の立丸実怜さんは「(見る人の視点が)真ん中に集まるようにバランスを考えた。次は夏らしい花を生けたい」と話した。(西浦福紗)