まんまる坊主頭がこちらを見ている。アオバズクというフクロウだ。小城高の敷地内の木に止まり休んでいる。かわいい…。

 ホッホー、ホッホー。聞こえてきたわけではないが、アオバズクは規則正しく2回ずつ繰り返し鳴くという特有の鳴き声なのだとか。ちなみに、佐賀新聞の「ほっこりNEWS」でその様子が投稿されているので気になった方は是非。

 キュッ、キュッ、キュッ。今度は違う鳴き声が!体育館で元気よく楽しそうに学生たちが体育の授業を受けている。シューズの音でした。懐かしい。しれっと参加したい。

 ところで、今日はなぜ小城高に来ているかというと主権者教育の出前授業のためである。

 

 ここでクイズ!

  問1:投票で区別せず記述された票はどのような扱いになるか。

    ①各候補者に均等に振り分けられる

    ②得票率に応じて振り分けられる

    ③すべて無効とされる

  問2:投票数が同数の場合、どのようにして当選人決めるか。

    ①くじ引き

    ②じゃんけん

    ③同数の候補者だけの決選投票

 これは授業内で出題されたクイズの一部。答えは問1が②、問2が①。問1の問題では答えを知ると多くの生徒が驚いていた。それだけ一人ひとりの一票が「大切な一票」ということ、私も改めて実感する。選挙に関するSNSの話になると、ぐっと全体的に集中力が上がったように感じる。

 

 クイズの他に模擬選挙もしたのだが、4人の3年生が立候補者として出馬し、生徒には事前に撮影した演説を流した。撮影時、緊張しつつも熱を入れて演説する候補者。特に1人の生徒は40代男性の候補者という設定で、表情、話し方、声まで考えた演説をし、あの姿はまさに演者であった。こうして率先して代表として前に出ることも素晴らしいことであり、そして熱くなれるそのスイッチを、これから先も持ち続けてほしいと強く思う。

  寝る人もいるだろうなと思っていたのが正直なところだが、授業ではみんな真直ぐにスクリーンを見つめ、講師を見つめ、一言たりとも逃すものかと言わんばかりの目の輝き。

 私は、学ぶ目が好きだ。

 

 主権者教育の出前出張も終わり、ある日新聞を読んでいると小城高の名に目が留まる。今度は陸上部が冬場の練習で使用している神社の清掃活動をしている記事だ。素敵です。次から次に小城高の魅力を見つけてしまうではないか!

 実は私の父も小城高陸上部出身。父曰く、練習中よく女の子たちが小城公園側の木に隠れて見に来ていたという。本当かよ!とつっこみたくなるが、父も彼らのように陸上に力を注いでいたんだなぁと一人考えていた。

 また、他の記事にも目が行く。小城高の前にある小城ルーテルこども園。私が通っていた頃の名前は小城幼稚園だったので私は小城幼稚園と言いたくなるが。小城ルーテルこども園の園児が「ありがとう」を地域に届けるためお花を配って回っている記事。小城高の学生さんに園児がお花を渡す光景。なんとも微笑ましい。これぞまさにほっこりNEWS。

 小城高での出前授業を通して私も色んな気づきを頂き、色んなほっこりを頂くことができた。

 ホッホー、ホッホー。

 縁起のいいとされるフクロウが住み着く小城高。私にも福を分けてくれた。

 ねっ?福(ふく)来(く)ーろう♪(佐賀弁で)