町職員の平井佑典さん(左)からさまざまな話を聞く中学生=みやき町の市村清記念メディカルコミュニティセンター

みやき町の市村清記念メディカルコミュニティセンターで開かれたマルシェ=同町

 中高生が地域の将来像を描く佐賀新聞社の「さが未来発見塾inみやき町」の第3回ワークショップが25日、みやき町で開かれた。中原中、北茂安中、三根中の生徒7人が、町内の健康増進施設「市村清記念メディカルコミュニティセンター」を見学し、みやき町の未来像を描くヒントを探った。

 同センターは昨年6月に完成し、診療所や薬局、リハビリ施設、スポーツジム、レストランなどを備えている。町情報未来課の平井佑典さん(34)が施設内を案内しながら、開設した目的などを説明。「子どもやお年寄り、障害者の方など全ての方の心や体の健康づくりを目指している。健康に町内、町外の垣根はなく、多くの方に利用してもらうことで交流の場としても活用できる」と話した。

 同センター内では同日、開設1周年を記念したマルシェも開催。軽食や町内の特産品、新鮮な野菜、雑貨などを販売する約50事業者が出店し、平井さんは「商品を販売する場が限られている事業者にとっても貴重な機会になっている」と強調。生徒たちはうなずきながら聞き入っていた。 

 中原中2年の大林花菜(はるな)さんは「何度か施設を訪れたことはあったけど、ジムや子どもを一時的に預かるような場所もあるとは知らなかった。町の交流拠点として今後どのように利用できるのか考えたい」とにぎわい創出への思いを語った。

 生徒たちはこれまでのワークショップを踏まえ、7月に「未来計画」を練り上げ、8月に岡毅町長に提案する。(井手一希)