医療用ウィッグ(かつら)と乳房補正具を購入するがん患者向けの自治体の助成制度が本年度、佐賀県内の全市町に拡大する。これまでは費用がネックになり、購入を断念していたケースもあった。がん患者のための「アピアランス(外見)ケア」の認知度を高める効果も期待される。

 県内では伊万里市が2014年度、ウィッグの助成制度を始め、昨年度までに三養基郡みやき町、嬉野市、武雄市がウィッグと乳房補正具の助成を開始した。本年度は県と全市町が予算を付けており、現時点でスタートしていない鹿島市も7月中には始める予定だ。