伝統工芸士の大串惣次郎さん(左)や有田工業高の生徒に成形を教わる小学生=有田町の曲川小

 有田町の有田工業高セラミック科の生徒が、町内の小学校で焼き物作りを教えた。17日は曲川小と大山小を訪れ、児童に手びねりでの成形のやり方をアドバイスした。

 「陶芸交流授業」と銘打ち、2009年度から毎年実施している。この日、曲川小には2年生24人が訪れ、校内の焼き物展に向けて制作する5、6年生を手伝った。ろくろ成形で「現代の名工」の称号を持つ同町の大串惣次郎さん(74)も一緒に指導した。

 「古代の器」のテーマで複雑な形の作品づくりに挑んだ6年の山川由人君は「土台をしっかり作ることが大切と教えてもらい、思い通りの形にすることができた」と話した。(青木宏文)