うちわ作りで交流を深めるミャンマー人留学生と多文化交流サポーター=佐賀市の佐賀女子短大

 新型コロナウイルスの影響で日本に入国できなかったミャンマー人留学生を対象にした国際交流会が22日夜、佐賀市の佐賀女子短大で開かれた。地域みらい学科福祉とソーシャルケアコースと佐賀県国際課が主催し、分かりやすい言葉でゆっくりと話す「やさしい日本語」で意思疎通を図りながらうちわ作りで親睦を深めた。

 県職員らでつくる「多文化交流サポーター」が3月、2021年から入国待機していた学生とオンラインで交流した縁で開催した。5、6月に入国して同コースで学ぶ1、2年生17人が参加した。

 カラフルな民族衣装をまとった留学生たちは、交流サポーターとコミュニケーションを取って好きなものを聞き取った。うちわに犬や猫、チョウ、アニメキャラを生き生きと描き、ミャンマー語や日本語の文字を添えた。

 1年のカイン・ティサーさん(24)は「ミャンマーでは結婚式でうちわを贈る風習がある。お互いにおいしい食べ物を紹介するなどしてさらに交流できれば」と笑顔を見せた。JICAデスク佐賀の国際協力推進員の石川洸さん(36)は「ここ数年、交流ができなかっただけに本当に楽しかった」と感想を語った。(大田浩司)