山林に不法投棄されたごみ=唐津市七山馬川(唐津市提供)

 唐津市は23日、税務課の男性係長(51)が4月、七山の山林に私物の家電製品など段ボール2箱分を不法投棄していたと発表した。男性係長は廃棄物処理法違反の疑いもあるとして唐津署に出頭しており、市では処分を検討している。

 市によると、男性係長は病気休職中の4月2日、小型ファンヒーターや卓上扇風機などが入った段ボール2箱を職場から運び出し、唐津市七山馬川の山林に投棄した。

 今月12日に地域美化活動に参加した地元住民が、山林の斜面で投棄物を発見。15日に七山市民センターに連絡があった。住民が撮影した投棄物の写真に、男性係長の氏名などが記載された配布物があったことから市が16日に本人に確認、投棄を認めたという。

 市職員の不祥事をめぐって市は2月以降、搬送中の患者の落下事故など計7件を公表。市では23日、幹部ら約60人を対象にコンプライアンス緊急部長・副部長会議を開き、法令順守の徹底などを申し合わせた。濵口智総務部長は「危機的状況と認識している。責任を懸け、再発防止に取り組む」と話した。(松岡蒼大)