「アジア・アフリカ支援米」の田植えをする参加者=佐賀市大和町池上

 食料不足に苦しむ発展途上国に米を送る「アジア・アフリカ支援米運動」の田植えが19日、佐賀市大和町池上の水田であった。子どもたちを含む約60人が参加し、泥だらけになりながら丁寧に苗を植えた。

 農林業などの組合でつくる「食とみどり、水を守る佐賀県民会議」が1996年から続けている活動で、今年で26回目となった。全国の活動分は全日本農民組合連合会が取りまとめ、昨年度は34道府県から約23トンが集まったという。佐賀県からは660キロを送った。

 この日は中村浩之さん(62)の田んぼ15アールに「夢しずく」の苗を植えた。コロナ禍で地元の子どもらは3年ぶりの参加となり、にぎやかな雰囲気の中で作業した。初めて田植えを体験した市内の永渕太晴君(7)は「足が泥に入り込んでしまって体のバランスを取るのが難しかった。楽しかった」と笑顔を見せた。収穫は9月下旬を予定し、米は西アフリカのマリに送る。(中島野愛)