諏訪神社前で何度も旋回する「大まぎり」を披露する浜崎祇園の山笠=唐津市浜玉町(撮影日 2018年7月21日)

 唐津市の浜崎祇園山笠振興会は、「浜崎祇園祭」を7月23、24の両日に開催すると発表した。新型コロナウイルスの影響で2020、21年は中止しており、3年ぶりとなる。

 感染者数の低下などを受け、5月14日の定期総会で開催を決め、感染防止対策などを協議してきた。曳(ひ)き手の規模やルートは例年通りだが、熱中症リスクを踏まえて巡行中のマスク着用は任意、大人の参加者はワクチン接種か抗原検査の陰性確認が必要になる。未就学の子どもが参加する「子ども山笠」は中止する。

 同振興会の吉村豊暢(とよのぶ)会長(66)は「山笠の作り方や曳き方、囃子(はやし)を演奏するやり方はやっていかないと忘れていく。伝統行事を続ける上でも今年は開催すると決めた」と話した。

 諏訪神社の祭礼で1753年、漁師の網元の中村屋久兵衛が疫病退散と五穀豊穣(ほうじょう)を祈って始めたとされる。山笠3台が浜崎市街地を巡る。(横田千晶)