< Seule et unique  >

クレープといえば!の「バナナチョコ」はやはり人気。リピーターが多いという「ブルーベリーチーズ」は、コク深くまろやかなマスカルポーネチーズと甘酸っぱいブルーベリーがよく合う

 

 伊万里駅からほど近い住宅街の一角に4月、クレープ店がオープン。ターコイズブルーとピンクを基調としたポップな店内で、米粉100%のクレープを販売しています。

 「小麦アレルギーの子どもたちにも食べられるクレープを作りたかったんです」と話すのは、店主の樋渡利起子さん。フェルマ木須(伊万里市)の減農薬・現肥料の米を、自身で製粉した米粉と、素ヱコ農園(伊万里市)の平飼い鶏の卵。地元の素材を使った、“生地だけ食べてもおいしい”クレープを目指し、試行錯誤を繰り返したそうです。

 

店主の樋渡利起子さん。さまざまな職業を経験した中で、クレープ店での経験が最も楽しく、充実していたことから起業を決めたそう


 レギュラーメニューは、モチッとした米粉生地のおいしさをシンプルに味わう「シュガーバター」(330円)や「クリームだけ」(350円)、定番人気の「バナナチョコ」(420円)や「キャラメルバナナ」(410円)、マスカルポーネチーズにブルーベリーのシロップ漬けを組み合わせた「ブルーベリーチーズ」(500円)など。加えて、季節ごとの限定メニューも提供します。7月頃からは、白玉やあずきを入れた和のクレープ、秋には栗を使ったモンブランクレープなどが登場予定。「何度訪れても楽しめるように、常に新商品を出していきたいですね」と樋渡さん。

 

白米と黒米をブレンドしたものを製粉するため、生地がグレーがかった色になるのだとか。手間ひまかけて都度製粉し、鮮度の高い米粉を使うようにしている


 持ち帰りにも対応できるよう、クリームは溶けにくいホイップを使用。季節にもよりますが、保冷剤を入れて30分~1時間程度は持ち歩くことも可能です。崩れないようしっかりホールドした状態でラッピングするので、手土産としても重宝しそうです。

 

樋渡さんの好きな色で構成したという店内。イートインスペースも設けているので、その場でできたてを食べることも可能


 お小遣いを握りしめて来る小学生に部活帰りの中高生、子育て中のママ、職場の仲間同士、カップル、近所のおばあちゃん、店には幅広い世代の人が訪れます。「食べたかったけど、今まで買える場所がなかった」という声も多いとか。明るい店構えと樋渡さんの笑顔、伊万里の素材で作るモチモチのクレープは、地域の人たちに愛される存在となりそうです。(岩永真理子)

 

閑静な住宅街の一角に店を構える。店舗前のほか、隣の電気店横の駐車場も利用できる
 

※新型コロナウイルスの影響により、営業時間や休みが変更になる場合があります

DATA

Seule et unique(ソル エ ユニーク)

住/伊万里市新天町720-10
営/10:00-19:00
休/木曜+不定
駐/あり
IG/seule._.et._.unique_  

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