3回戦・鳥栖-熊本 後半13分、勝ち越しゴールを決める鳥栖FW垣田裕暉(左)=熊本市のえがお健康スタジアム(撮影・山田宏一郎)

 約2カ月半ぶりのゴールに、喜びをかみしめた。ワントップで出場した垣田裕暉が勝ち越しゴール。チームを次のラウンドへと導き「やっぱり得点はうれしい」と笑顔を見せた。

 最後の得点は4月6日、リーグ戦第7節の札幌戦までさかのぼる。天皇杯2回戦のV大分戦では、何度も決定機を迎えながらゴールを決めきれない時間が続いた。ただ垣田は「入らないときは入らない。気にせず、攻撃の精度を上げる練習を続けた」と努力を重ねた。

 その成果か、前半から積極的にシュートを放ち得点の予感を漂わせた。後半13分、左サイドを駆け上がった中野伸哉のクロスに頭で反応した。垣田は「練習でやってきた形。伸哉が余裕をもってクロスを上げてくれたので、合わせることができた」と振り返った。

 ここまでチームは先制を許すと、立て続けに失点を重ねることが多かった。この日も先に1点を失ったが、同点弾の相良ともに見事に嫌な流れを断ち切った。川井健太監督は垣田について「得点以外でもチームに貢献してくれた。良いパフォーマンスだった」とたたえた。

 もちろん、結果には満足していない。垣田は後半戦に向け、「もっとゴール近くでプレーし、点を取れる形をつくりたい」と今後を見据えた。(中村健人)