佐賀県は22日、213人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日当たりの感染確認が200人台になるのは、5月26日以来27日ぶり。感染力が強いとされるオミクロン株派生型「BA・5」の広がりが一因とみている。

 感染者のうち、既に把握している陽性者とは関連がない新規は72人だった。年代別では10代が22%(47人)で最も多く、40代以下で85%を占めた。県内の感染確認は延べ5万5312人になった。

 県が22日までに実施したゲノム解析では、BA・5への感染が10件確認されている。いずれも、複数の学校が参加した室内競技大会の関係者で、体育館の換気が不十分だったことが原因とみている。山口祥義知事は22日の対策本部会議で「(感染者の)数字が下がらない一つの大きな理由がBA・5による感染の拡大。多くの人が集まるところではできる限り換気を」と呼びかけた。

 病床使用率は9・1%、重症者はゼロで、中等症患者の病床使用率は1・2%(7人)。療養ホテルの使用率は14・0%で、1120人が自宅療養している。(円田浩二)