ピアニストで作曲家の村松健さん=佐賀新聞社

 ピアニストで作曲家の村松健さん(60)が7月3日15時から、佐賀市金立町の奏楽庭でライブを開く。奄美大島在住の村松さんが、ピアノと三絃とフルートを操って佐賀で初めて演奏する。

 村松さんは1962年、東京都生まれ。83年にデビューし、これまで40枚以上のアルバムを発表している。2004年から奄美大島へ拠点を移し、自主レーベルを立ち上げた。富士通やアフラックなどのCM音楽や、アニメ「ぼくは王さま」のテーマ曲、奄美博物館が制作した自然映像の音楽とナレーションなどを手がけている。

 奏楽庭を訪れた村松さんは「俗から離れ、優雅で豊かな時間を過ごしてもらえる場所」と話す。ライブでは初夏に生まれた曲を中心に、当日その場で選曲した音楽を届ける。天候が良ければ庭で自作の三絃も演奏する。奄美の自然からインスピレーションを受け、自然と会話をするように曲を紡いだ最新アルバム「Close to the sea」(9曲入り、3300円)に収録した楽曲も披露する。

 村松さんは「自作自演のピアニスト」を自称し、デビュー当時から自ら作曲と演奏の両方を担い、ゆったりと心が凪ぐ音楽を奏でてきた。「生きる上で考え感じたものから、音楽を作っている。同じ時代に生まれ音楽を共有できることを、喜べるような時間にしたい」と話す。

 チケットは5000円で50人限定。問い合わせはフォンタナムジカの宮本さん、電話080(3373)3690。(花木芙美)