佐賀県は21日、184人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。50~60代の中等症患者1人が20日に亡くなり、県内の死者数は108人になった。
県によると、亡くなった患者には基礎疾患があり、感染判明後に県内の医療機関に入院していた。
感染者のうち、既に把握している陽性者とは関連がない新規は64人だった。年代別では10歳未満が25%(46人)で最も多く、40代以下で83%を占めた。
17日に公表した陽性者1人の発生届を取り消し、同日の陽性者数を144人に修正した。県内の感染確認は延べ5万4458人になった。
病床使用率は8・7%、重症者はゼロで、中等症患者の病床使用率は1・0%(6人)。療養ホテルの使用率は12・4%で、1050人が自宅療養している。(円田浩二)