末次晶子さんの布作品(右)と北野竹子さんの彫刻=佐賀市のシルクロ

グループ展を開く吉田宏太郎さん(後列左から2人目)ら=佐賀市のシルクロ

 独立美術協会会員の吉田宏太郎さん(66)=佐賀市=のアトリエに集う作家らが、佐賀市松原のシルクロでグループ展を開いている。色鮮やかな布が彩る会場に、吉田さんを含む9人の絵画や彫刻などが並ぶ。26日まで。

 末次晶子さん(同市)は、艶のある布にアクリル絵の具でミジンコや鳳凰(ほうおう)などをモチーフとした絵を伸び伸びと描いた。「楽な気持ちで楽しく描けた。普段のタッチと全く違う世界」と語る。吉田さんは「(布に描くのは)アイデアの面白さを生かし、自分のリズムを発見するのが狙い」と指摘する。

 髙野勝子さん(神埼市)は自転車を駆る女性のシリーズを3点出品した。「デザイナーになったつもりで描いている」といい、鮮やかな色彩のワンピースを着た女性が田園に突然現れた骨董(こっとう)店など謎めいた風景の中を走る。長崎県大村市の北野竹子さんは、彫刻と絵画を展示する。「個性的な仲間に感化され、面白く描けるようになってきた」と話す。(花木芙美)