伊万里市は22日公示の参院選から、市外から不在者投票をする場合の投票用紙を、オンラインで請求できるシステムを導入する。マイナンバーカードを取得している人が利用できる。

 不在者投票は、有権者が選挙期間中に名簿登録地以外に滞在している場合、滞在先の市区町村の選挙管理委員会から投票できる制度。市ではこれまで、投票用紙を入手するには、紙の請求書を市選管に提出する必要があったが、マイナカード取得者向けのサイト「マイナポータル」を利用してパソコンやスマートフォンから請求できるようになった。入院している人の不在者投票は対象外になる。

 投票の利便性を高める取り組みとして横浜市や宮崎市などでも今回の参院選から導入される。

 市のマイナカード普及率は41・1%(5月末現在)。市選管によると、市の選挙人名簿登録者のうち仕事や旅行などを理由にした不在者投票者数は、4月の市長選7人、21年の衆院選は32人だった。(青木宏文)