消火器を噴射しながらミニバイクで暴走したとして、佐賀県警は20日、道交法違反(共同危険行為)の疑いで、いずれも佐賀市内の大工見習いの少年(17)、中学3年の少年(14)、解体業の少年(15)の3人を逮捕した。
逮捕容疑は5月21日午前0時45分ごろ、佐賀市本庄町本庄の交差点で、ミニバイク2台で、消火器を噴射しながら旋回するなどして交通の危険を生じさせた疑い。
県警交通指導課によると、2台のミニバイクにそれぞれ2人ずつ乗り、後ろに乗っていた少年の1人が消火器を噴射した。当時、4人組で暴走があったとみられ、残る1人についても捜査を進めている。
同日には佐賀北署前でもミニバイク3台による暴走行為があったほか、6月4日深夜から5日早朝には佐賀大付近でも暴走行為があり、関連を調べる。
市教育委員会は、市内の中学生の逮捕を受け「生徒指導の充実に努めていきたい」などとコメントした。