ジョブカフェSAGAが開いた就職氷河期世代向けの講座=佐賀市の佐賀商工ビル

 若年者向け就職支援施設「ジョブカフェSAGA」は14日、就職氷河期世代の就職を後押しする講座を佐賀市で開いた。30~50代の15人が、自分に合う会社の見つけ方や情報収集の大切さを学んだ。

 講座では、事前の企業研究として、求人票だけでなくホームページやSNSの閲覧、販売している商品を実際に使ってみるなどの方法を紹介。講師で同施設の坂本圭介センター長(40)は「新聞などでニュースを見ることで、業務拡大など求人の背景も知ることができる」と日ごろの情報収集を勧め「入社後のミスマッチ防止や志望動機を見つけるきっかけにもなる」と利点を説明した。

 司法試験を10年以上受け、これまで定職に就いていないという武雄市の30代男性は「70代まで働けるような会社を見極める方法を学びたいと参加した。就職活動を頑張りたい」と話した。

 坂本センター長は「学力だけでなく気配りやコミュニケーション力など企業が求める人材はさまざま。40~50代の即戦力が欲しいという会社もある」と語り、今後も定期的に講座を開くなどして後押しするという。

 ジョブカフェSAGAは2005年に県が開設。支援対象を当初よりも引き上げておおむね45歳とし、就職氷河期世代の支援にも力を入れている。(志波知佳)