江北町の未来計画を山田恭輔町長(中央)に提案した江北中の3年生=江北町公民館

スライドを使いながら町の未来計画をプレゼンテーションする江北中の3年生=江北町公民館

 中学生が地域の将来像を描く佐賀新聞社の「さが未来発見塾・江北町編」に参加した江北中の3年生16人が19日、町の未来計画をまとめて山田恭輔町長と町民にプレゼンテーションした。地産地消を促進する親子農業体験やまちぐるみ文化祭、ごみ拾いコンテストなど、「こうほくをこうふくに」と題した計画を提案した。

 16人は農業者に話を聞いたり、進出企業のイイダ靴下を取材したりする活動などで町を見つめ直し、魅力や課題を探るワークショップを重ねて未来計画をまとめた。

 計画は約60人の町民にプレゼンテーションした。町の魅力として、交通の利便性▽豊かな自然と農業▽住みやすさ-を挙げ、課題には、都市化と過疎化▽新旧住民の交流▽ごみの増加などを指摘した。

 魅力を生かし、課題解消に役立つ6プランの未来計画をまとめた。9月に江北駅に改称する駅でコンテナショップの出店者や町内の料理人による料理教室▽町産野菜を使う料理レシピも紹介する親子農業体験▽住民交流を進めるまちぐるみ文化祭▽集めたごみの量を競うごみ拾いコンテストの開催を提案。街灯や信号機、ガードレ―ルの設置や「みんなの公園」のインスタグラムを活用して周辺部のPRを進めることも呼びかけた。

 山田町長は「都市化や過疎化など、大人と同じ課題を考えていることを頼もしく思った。計画は町の事業にしっかり取り込むので、皆さんもかかわって」と呼びかけた。会場からは「過疎化が進む上小田が発展するアイデアを」の質問もあり、「SNSを活用しては」などとアドバイスしていた。(小野靖久)