洋風の会場に合わせ、花器や花材を工夫したいけばな小原流佐賀支部の花展=佐賀市の岡田三郎助アトリエ

着色したイチジクの根とビワの枝に折り鶴などを組み合わせた連作=佐賀市の岡田三郎助アトリエ

洋風の会場に合わせ、花器や花材を工夫したいけばな小原流佐賀支部の花展=佐賀市の岡田三郎助アトリエ

 いけばな小原流佐賀支部(穴井貴遙きよう支部長)の花展「花の輪・人の輪-みんなの花展」が18日、佐賀市の岡田三郎助アトリエで始まった。支部員約30人が楽しみながら豊かな個性を発揮した大小の計19点が並ぶ。19日まで。

 個人の小品17点と6、7人で手がけた連作2点で、「花のある空間」をテーマに洋風の会場に合わせた展観をつくった。連作の一つはうねるイチジクの根を白く着色し、大ぶりな葉をつけたビワの枝と組み合わせたダイナミックな作品。また、デルフィニウムとヒマワリでウクライナの国旗の色を表現し平和を願った一品や、カキツバタの咲く涼やかな水辺の景色を表現したものなど、それぞれの着眼点が来場者を楽しませる。

 昨年の支部70周年記念展も含め、2年間は新型コロナウイルスの影響で花展が中止に。穴井支部長は「開催できた喜びも込めて、皆さんに元気を届けられたら」と来場を呼びかける。

 入場無料。19日は午前10時から午後4時。午前11時と午後2時には、複数の花材で基本的な生け方を教える初心者向けの体験会も開く(人数限定)。問い合わせは穴井支部長、電話090(1165)7319へ。(志垣直哉)