アジアの小児がん患者の支援などに役立ててもらおうと、佐賀県と長崎県の会員でつくる「ライオンズクラブ(LC)国際協会337-C地区」(久田裕己ガバナー)などは16日、東京都と鳥栖市に事務局を置くNPO法人「小児がん・まごころ機構」に計52万4100円を贈った。
同協会337-C地区は女性チーム(FWT)を窓口に集めた22万4100円を、同地区の前ガバナーの高野正勝さんと役員の緒方芳伸さんは各10万円を、佐賀葉がくれライオンズクラブ(宮﨑国彦会長)は10万円をそれぞれ贈った。
佐賀市の伊勢神社で開かれた贈呈式で、宮﨑会長は「小児がんの子どもたちが夢と希望を持って人生を送ることができるよう真心を込めた」と話した。同法人の中川原章理事長は「アジア小児・血液がん治療研究グループと連携して治癒率を上げ、子どもたちがよい人生を送るためにフォローするシステムづくりに役立てたい」とお礼を述べた。(古賀真理子)