若い経営者の主張杵藤地区大会で優秀賞に輝いた小野正幸さん(右)と百武翔太さん=武雄市の北方公民館

杵藤地区 若い経営者の主張杵藤地区大会(佐賀県商工会連合会など主催)が17日、武雄市の北方公民館で開かれた。管内商工会から5人の青年部員が出場し、白石町商工会の小野正幸さん(40)と江北町商工会の百武翔太さん(38)が優秀賞に輝いた。7月14日に佐賀市で開かれる県大会に出場する。

 白石町で建設板金会社を経営する小野さんは、8年前に高さ5メートルの建設現場から落下。4カ月間の長い入院生活を送った。この間、青年部の仲間の励ましを受け「みんなと一緒に地域を盛り上げたい」という思いが強くなり、活動に力を入れるようになった。

 コロナ禍で売り上げが減少する飲食店と、子どもと外食する機会が減った地域の人たちのためにクーポン事業を展開。「困っている人たちに力を与える。意義のある活動になった」と成果を強調した。

 江北町で青果卸売業を営む百武さんは美容師として福岡で働いていた。体調を崩し地元に戻り家業を継いだが、当初は仕事に身が入らなかった。青年部で参加した研修会で「仕事を楽しくするのは自分次第」ということを学び、仕事も青年部の活動も積極的になった。

 コロナ禍で販売できなくなったタマネギをフェイスブックを活用して販売。県外から多くの注文が届き、自らのネットワークも広がった。「自分が変わることで、周囲の人との関わりも変わる。青年部の活動が自分の転機」と成功の秘訣ひけつを披露した。(澤登滋)