JR九州は17日、9月23日の西九州新幹線(武雄温泉-長崎)開業に合わせて販売する割引切符などを発表した。インターネットで当日まで予約できる「かもめネットきっぷ」は、佐賀-長崎の指定席が片道4100円で、通常料金4630円から11・4%割り引く。観光向けの切符や、通勤通学向けの定期券も設定して利用を促す。

 「かもめネットきっぷ」は25区間に設定、博多-長崎の指定席は片道4200円で割引率は30・6%、武雄温泉-長崎が同3070円で同14・7%など。自由席も指定席と同額に設定した。

 12月31日乗車開始分までの期間限定で観光向けの「いい旅!西九州きっぷ」は、西九州新幹線と佐賀・長崎エリアの特急自由席など在来線が自由に乗り降りできる。ネットで予約し、大人9230円、子ども2490円、有効期間は2日間。

 2023年3月31日まで販売する往復タイプの「かもめぐるりんきっぷ」は、西九州新幹線と新しい観光列車「ふたつ星4047」を組み合わせて利用できる。佐賀-長崎(有効期間3日間)で大人8600円など。みどりの窓口などで取り扱う。

 一方、福岡市内-長崎の2枚きっぷなどは販売を終了する。

 西九州新幹線で通勤・通学する場合の定期券「新幹線エクセルパス」も発売する。運賃と特急料金の合計金額は、武雄温泉-長崎の通勤で1カ月7万4270円、通学(大学生)が同4万8290円とした。

 福永嘉之常務は割引料金について「新幹線の高速性、最大30分短縮する利便性の向上を勘案した。対抗輸送機関との関係なども考えた上で、一番利用してもらえる値段として設定した」と話した。(古賀真理子)