JR九州が嬉野市に建設する高級旅館「嬉野 八十八」の外観イメージ(提供)

JR九州が嬉野市に建設する宿泊施設の客室のイメージ(提供)

JR九州が嬉野市に新たに建設する宿泊施設のティーセレモニールームのイメージ(提供)

宿泊施設の安全祈願祭で刈初めするJR九州の古宮洋二社長=嬉野市嬉野町

新たに建設する宿泊施設のコンセプトを述べるJR九州の古宮洋二社長=嬉野市嬉野町

 JR九州は17日、西九州新幹線嬉野温泉駅が開業予定の嬉野市嬉野町に建設する高級旅館の概要を発表した。名称は「嬉野 八十八(うれしのやどや)」で、嬉野が誇る温泉とお茶をコンセプトに、母屋棟と離れ棟で計36の客室を備える。建設工事に同日着工し、来年秋の開業を目指している。

 名前の由来は、嬉野市がうれしの茶の産地で、茶葉が最もおいしくなるという立春から88日目の「八十八夜」と、末広がりの「八」が重なる縁起のよい日であることにあやかった。

 建設地は、2018年に事業を停止した旅館「神泉閣」の跡地で、ことし9月に開業する西九州新幹線(武雄温泉-長崎)の嬉野温泉駅から車で5分の立地。敷地面積9565平方メートル、延べ床面積約5300平方メートル。客室は鉄筋コンクリート4階建ての母屋棟24室と木造平屋の離れ棟12室で、全室100%源泉かけ流しの浴室を設置する。館内には、うれしの茶を楽しむティーセレモニールームも設ける。

 現地で行われた工事の安全祈願祭にはJR九州の古宮洋二社長らが出席した。古宮社長は「西九州新幹線開業の効果を最大限に生かし、中国・関西エリアからもお客さんを呼び込んでいきたい。お茶と温泉といった嬉野の魅力発信に取り組み、最高レベルの宿泊施設を目指す」と述べた。(古賀真理子、山口源貴)