移動式排水ポンプの操作訓練で調整池に投入されるポンプ=大町町下潟

 内水の排水対策として杵島郡大町町が購入した移動式排水ポンプの操作訓練が17日、同町下潟の下潟排水機場であった。ポンプの移動や操作を委託する町建設業協会の人たちが、手順や操作方法を確認した。

 町は2019年の佐賀豪雨と21年の記録的大雨で甚大な浸水被害に見舞われた。低平地にたまる内水に機動的に対応するため、移動式排水ポンプ2機を約6600万円で購入した。

 訓練には協会加盟の5社の社員や町職員ら約30人が参加。ユニック車から約1トンのポンプを降ろし、ホースをつないで調整池に投入した。ホースから勢いよく水が出て、出力などを調整していた。

 ポンプは毎秒0・25トンの排水能力があり、80メートルと50メートルのホースをつなぐ。2機とも下潟排水機場に置き、大雨予想時に移動して設置する。

 訓練を見守った水川一哉町長は「出水期に間に合ってよかった。機動的な活用を目指したい」と話した。(小野靖久)