武雄市は17日、物価高騰対策を盛り込んだ1億6515万3千円の一般会計補正予算案を開会中の6月定例市議会に提案した。国から追加配分された「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」と、県学校給食費等支援事業費補助金を活用し、子育て世帯支援などに充てる。

 主な歳出は、食費や生活費が影響を受ける18歳以下の子どもが3人以上いる世帯に、1世帯当たり3万円を交付する子育て生活支援金事業に3651万7千円。市内16の小中学校と18の保育所、認定こども園などに給食費を支援する事業費に2618万6千円を計上した。

 原油価格の高騰で送迎車や入浴サービスの燃料費に影響を受ける医療機関、介護施設などに一律10万円を交付する支援金事業も行う。市内306施設が対象で、事業費は3070万8千円を組んだ。

 肥料や農薬の高騰により所得が減少する農家を対象に、補助金を交付する事業に3855万3千円、飼料代急騰で経営が圧迫される畜産農家にも補助金を交付するため3318万9千円を計上した。

 23日の市議会最終日に採決する予定。(澤登滋)